

サピックス入室テストって対策が必要?

子供をサピックスに入塾させたいのだけど、なかなか受からない・・・
本記事では、このような疑問についてお答えしていきます。
「中学受験をするならサピックス(SAPIX)」と考えている方は多いと思いますが、そもそもサピックスに入塾できないという現実に直面している方が一定数いるのも事実。
さらに、サピックスは春より夏、夏より秋という風に入室テストがどんどん難しくなり、早くに定員を締め切る校舎もあります。
そこで今回は、小学校2年生の姪が4回サピックスの入室テストに落ち、5回目でやっと合格できた体験談を元に、「サピックス入室テストの対策方法」を紹介。
姪の体験談の記事はこちら:サピックスに入れない!入室テストに4回落ちた話
- サピックス入室テストの難易度と合格基準点
- サピックス入室テストの対策方法
サピックスの入室テストがどの程度の難易度でどのくらいの点数なら受かるか、どうすれば入塾できるかがわかります。
サピックス入室テストの難易度と入室基準点
サピックスの入室テストは、姪や知り合いのお子さんの体験談を聞くかぎり、時期が経てば経つほど問題が難しくなっていきます。
問題が難しいと入室基準点は下がる傾向にありますが、校舎の学年ごとの定員数は決まっているので、早めに受けた方が入りやすい印象。
ここでは、サピックスに入塾を決める人が多い「新小学2年生から新小学4年生」までの、学年ごとの入室テストの難易度と基準点を紹介していきます。
小学2年生のサピックス入室テスト
新小学2年生クラスの入室テストは、国語と算数の2教科(各25分)で200点満点。
姪が入室テストを5回受けたときの基準点はそれぞれ、120、70、85、70、65点(春から秋にかけて開催されたテスト)でした。
難易度はさほど高くありませんが、普段あまり勉強しない子が対策ゼロでは合格は難しく、また、サピックスの「組み分けテスト」と同じテストを受ける回のときは、問題は難しくなる傾向にあります。
小学3年生のサピックス入室テスト
新小学3年生クラスの入室テストは、国語と算数の2教科(各30分)で200点満点。
友人のお子さんが何度か入室テストにチャレンジした際、夏秋になるにつれて問題も難しくなり、受験人数も増えていったそうです。
小学3年生のうちに入塾を目指す人は増えているため、確実に3年生でサピックスに入りたい人は2年生の11月以降に実施される新3年生向け入室テストでの合格を目指すべき。
小学校4年生のサピックス入室テスト
新小学4年生クラスの入室テストは、国語と算数の2教科(各40分)で300点満点、7月以降は国語と算数(各50分)に加え理科と社会(各30分)も。
4教科になると対策も大変で難易度も上がるため、2教科のうちに入室テストを受けるのが無難です。
問題はかなり難しく、それなりに中学受験向けの勉強をしていないと解けない問題が多いですが、入室自体は各教科4割くらい取れれば合格できます。

学年が上がるごとに、小学校の授業だけではとても太刀打ちできない問題が増えてくるので、入室テスト対策は必要だよ。
5回目でサピックスの入室テストに合格した対策法
- 市販のテキスト
- 公文(くもん)
- 家庭教師
学校のテストで0点を取っていた姪が、サピックスの新小学3年生のクラスに入塾できたのは、しっかり入室テスト対策をしたから。
ここでは、効果的な対策方法をお伝えしていきます。
市販のテキスト
小学校の授業もままならない、というような状態の子は、まずは基礎力を固めるために、市販のテキストを使って今まで習ったことの復習をしましょう。
お子さんのレベルに合ったテキストを使い、親子で二人三脚で勉強していきます。
公文(くもん)
姪はサピックスの入室テストに不合格した後、公文に通い始め、毎週2日くもんで読解問題と計算問題を解いてさらに基礎力を積み上げていきました。
サピックスに通いながら公文に通う子も、実は少なくありません。
家庭教師
公文では中学受験対策はできないので、入室テストに受かった後のことも考えて家庭教師の授業も受け始めることに。
プロに個人授業を受けることで、短時間で集中して勉強に取り組むことができ、応用問題も解けるようになってきました。
サピックス対策には家庭教師がオススメ
費用を安価に済ませるには市販のテキストを使うのが一番。
ですが、それだと親が子供に勉強を教える時間をかなり確保できないと、サピックスの入室テスト対策をするには厳しいです。
第一志望校に合格するという大きな目標を考えたときに、サピックスと家庭教師を併用するのはオススメの方法。
サピックスの入室テストのための基礎学力アップ
家庭教師に教わることで、親が子供に教えなければいけない時間は減り、効率的にサピックス入室テストの対策ができます。
入室テストに受かるための基礎力以外に、応用問題も少しずつ解けるように。
サピックスに通い出してからも授業のフォローアップ
みんな自分の手の内は見せたくないので、あまり周りのママ友には話さないのですが、実はサピックスに通いながら家庭教師をつけている人は一定数います。
サピックスの難関校合格率が高いのは、家庭教師と併用してサピックスの授業のフォローをしてもらっていた子が一定数いるから、というのも一因です。
サピックス対策にオススメの家庭教師センター
サピックス対策向けの家庭教師センターでオススメなのが、家庭教師のノーバス。
講師の採用率が25%とかなり低いため学生講師でも質が高く、さらにサピックス併用コースがある中学受験向けの家庭教師センターです。
詳しくは、≫家庭教師のノーバスの口コミは?で解説しています。
「【最新版】サピックスの入室テストが難しい!対策はあるの?」まとめ
サピックスの入室テストに合格するためにはそれなりに対策しないと難しいですが、小学校で下から数えた方が早い成績の子でも合格できる方法はあります。
サピックスに入室できても、「その先の授業についていくこと」さらに「第一志望校に合格すること」を目標に、中学受験の基礎力と応用力を今からコツコツ身につけるべき。
親がお子さんに勉強を教える時間がない場合は、くもんや家庭教師、他の塾に頼るのも一つの手です。
サピックスに通っていて成績が伸びている生徒は、家庭教師を併用していることもあるのをご存知でしょうか?サピックスと家庭教師を併用する際の、家庭教師の選び方を紹介しています。
サピックス対策に家庭教師をつけていた受験生の口コミなどを書いた記事はこちらで紹介しています。