サピックスに入れない!入室テストに4回落ちた話【5回目で奇跡の合格?】
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子供がサピックスの入室テストに何度も落ちてる・・・こんな状態から合格できるの?

本記事では、このような疑問についてお答えしていきます。

サピックスの入室テストって実は結構難しくて、なかなか入れないお子さんもいますよね。私の姪もそうでした。

そこで今回は、「小学校2年生の姪が4回サピックスの入室テストに落ち、5回目で合格できた話」を紹介します。

本記事の内容

  • 【体験談】姪が5回目のサピックスの入室テストで合格できた話
  • サピックス入室テストが不合格だったときの気持ちの切り替え方

勉強が苦手で基礎学力もなかった姪がサピックスに入室できたのですから、入室テストに合格できなくて悩んでいる方もきっと合格できます。


サピックスに入れない!入室テストに4回落ちた体験談

サピックスに入れない!入室テストに4回落ちた体験談

中学受験の進学塾といえば、まず思い浮かぶのがサピックス(SAPIX)。毎年、難関校の合格者を多く輩出しています。

しかし、中学受験者が年々増えていることもあり、サピックスの入室テストに合格するのが一つの壁になっているお子さんが多いのも事実。

そこで、今回は私の姪が小学2年生の時に4回連続でサピックスに入れなかった時の話を紹介します。

サピックス、軽い気持ちで受けてみて不合格(1回目)

不合格:偏差値25 ほぼ何も対策しないで入室テストを受ける。

初めて入室テストを受けたのは小学2年生の春過ぎ。

普段はほとんど家で勉強せず、小学校のテストですら0点を取ることがあるくらい。勉強が全くできない状態からのスタートでした。

結果、割と簡単な問題だったにもかかわらず、全く点数が足りず不合格。

次は受かると思い不合格(2回目)

不合格:偏差値21 母と勉強を始めるも不合格。

簡単にはサピックスに入れないと分かった次の日から、市販のテキストを使って毎日少しずつ、母親と一緒に勉強を開始。

最初は嫌がったりテキストを丸めたりしていたものの、2週間ほどで自分から進んで勉強をすることも。

しかし、今まで勉強していなかった習慣はそう簡単に変えられず、2回目の入室テストも前回より結果が悪く、不合格でした。

サピックスに入れないかもという不安を抱えて不合格(3回目)

不合格:偏差値22 さらに母と勉強するも不合格。

2回目の入室テストでは1回目よりも受験人数が増えていたため、このままだと一生受からないと母親は焦ったそうです。

ワーママなので平日の時間のやりくりが大変でしたが、プリントやテキストを使ってさらに毎日コツコツ勉強。

時には休日にカフェで勉強し、姪が勉強を楽しく感じる時間が増えたのですが、努力の甲斐なく3回目の入室テストも不合格。

そろそろ結果が出て欲しいが不合格(4回目)

不合格:偏差値27 家庭教師の授業を始めるも不合格。

3回目でもサピックスに入れませんでしたが、学校のテストは明らかに前より点数が取れるようになり、勉強の習慣も身についてきました。

しかし、このままのペースでは入室テストに合格できそうにないので、家庭教師をつけることに。

姪の理解度に合わせて授業してくれるのと、家族ではない人から勉強を教わることで、さらに少しずつ解ける問題が増えていきます。

しかし、準備期間が足りないこともあり、偏差値は上がったものの4回目も不合格。

サピックスの入室テストに5回目で合格できたのはなぜ?

サピックスの入室テストに5回目で合格できたのはなぜ?

サピックスの入室テストに4回も落ち続けた姪ですが、5回目でついに合格!

母親だけでなく、家族みんなが嬉しびっくり。

姪が勉強嫌いなのを知っていた私は、正直なかなかサピックスには入れないだろうなと思っていましたが、1回目から5回目のテストの間で、姪の勉強への姿勢や問題を解くスピードは明らかに変化していました。

サピックスに入れたのは奇跡?

サピックスに入れたのは奇跡?

合格:偏差値43 家庭教師と母、本人が頑張ったおかげ!

ついに入室テストの基準点を超えて合格。家庭教師をつけたこと、母も本人も頑張ったこと、さらに公文にも通い始めたことが結果につながりました。

公文は週2回通いましたが、読解問題と計算問題を定期的に解く練習が良かったよう。

合格は奇跡ではなく、約半年間で学校のテストでは100点を取れるようになり、プリントやテキストも簡単な問題は時間をかけずに解けるほどの実力がついていました。

あおいあおい

とにかく母が入塾を諦めなかったこと、入塾のための基礎学力を家庭教師と公文を使ってつけたことが合格につながったよ!

サピックスに入れないときの親の気持ちの切り替え方

サピックスに入れないときの親の気持ちの切り替え方

とにかく中学受験やその先のことを考える。サピックスに入るのが全てではないが通過点でもある。

入室テストの低い偏差値が出るたびにショックを受けていましたが、それでも娘の将来を思って毎回前向きに勉強に取り組ませていました。

また、1〜4回目でさほど入室テストの偏差値は変わらなかったものの、学校のテストや家での勉強は初回に比べると徐々にできるようになっていたことも一つのモチベーションに。

子供に将来どうなって欲しいか、そのために何をすれば良いかを考えた時に、サピックスに入れなかったくらいで落ち込んではいられない、と奮闘したそうです。

サピックスに入れないときの子供の気持ちの切り替え方

サピックスに入れないときの子供の気持ちの切り替え方

テストで出来たところをとにかく褒める。褒めて自信をつけてモチベーションを上げる。

褒められて嫌な気持ちになる子供はいません。

最初はささいなことでも、とにかく褒めて継続させることが重要です。

姪の場合は、自分の入室テストの点数は把握していましたが、見たらショックな偏差値は母が教えていなかったそうで、これも一つの手。

サピックスに入れないときの対処方法

サピックスに入れないときの対処方法

学校のテストですら0点連発だった子でも、半年でサピックスの入室テストに合格できました。

もちろん、何も準備しなければいつまでも受かりませんが、少しずつでも勉強すれば基準点に合格できるだけの力は身につきます。

秋以降はサピックスの募集枠が満員になる校舎もありますし、入室テストの問題もどんどん難しくなるので、サピックスに入塾したい方はなるべく早く対策すべき。

更に詳しい入室テスト対策は、こちらの【最新版】サピックスの入室テストが難しい!対策はあるの?に記載しています。


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