子供の中学受験の直前期に最後の追い上げをしたいのだけど、直前期だけ家庭教師をつけるのは効果があるの?
本記事では、このような疑問についてお答えしていきます。
中学受験の直前期は誰しも不安に思い、出来る限りのことをしたいと考えます。
しかし、お金をかけて塾講義を詰め込んだり家庭教師を雇うことが、かえって悪い結果を招くことも。
そこで今回は、「中学受験直前期に家庭教師をつける効果」に加え、「直前期の追い上げの成功例と失敗例」も紹介します。
- 中学受験直前期に家庭教師をつけると効果があるかどうか
- 中学受験直前期の追い上げの成功例と失敗例
- (例外)中学受験直前期に家庭教師をつける際のポイント
中学受験直前期に家庭教師をつけると効果があるのか
中学受験の直前期に思うように成績が伸びず、焦って家庭教師をつける方がいますが、結論、直前期に家庭教師をつける必要はありません。
- 直前期に指導力が高い先生の空きはない
- 授業で手一杯になってしまう
- 勉強ペースの乱れが生じる
理由は3つ、順に紹介していきます。
ちなみに、この記事での直前期は12月以降のことを指すよ。
直前期に指導力が高い先生の空きはない
特に、指導力がある先生はスケジュールが埋まってしまっていて新たな生徒を見る余裕はありません。
もし、家庭教師を契約できたとしても、腕が良い先生が来る確率は低いです。
授業で手一杯になってしまう
そうなると、塾の復習をしたり過去問を解く時間が減るので、勉強がなかなか進まないと焦ることに。
むしろ直前期は、自分自身で勉強する時間を増やした方が追い上げには有利です。
勉強ペースの乱れが生じる
直前期に家庭教師の授業時間が増えることで、今までの勉強ペースに支障が出ます。
また、新しい先生に教わることで多少のストレスを感じる子もいます。
中学受験直前期の追い上げの失敗例と成功例
大手進学塾に通いつつ、直前に家庭教師をつけた経験があるママ友や職場の先輩に話を聞いてみました。
みなさん、直前期で成績が伸び悩み、第一志望校合格に不安を覚えたので、家庭教師を契約したとのこと。
3つの事例を見てみましょう。
直前に家庭教師を雇った場合の失敗例1(時間)
冬休みは塾の講習も沢山取っており、さらに家庭教師も週2回の授業だったので、時間が分断されて集中力が欠けたそうです。
自分で考えて勉強する時間は直前期もしっかり確保したいところ。
直前に家庭教師を雇った場合の失敗例2(指導力)
直前期は人気の先生の空きがないため、理由をつけて他の先生を派遣する家庭教師センターもありますが、特に難関校を受験する場合は要注意です。
契約する家庭教師センターを選ばないと、適当な人選により、志望校に見合った先生を派遣してもらえない場合も。
直前に家庭教師を雇った場合の成功例
家庭教師の授業内容は、塾の講習の復習か過去問で間違えた部分の解説だったそうです。
自分で考えてわからなかった問題のみを取り上げて教えてもらう、という方法が効率的。
例外!中学受験直前期に家庭教師をつける際のポイント
直前期に家庭教師をつける必要はないと言いましたが、成功例があることも確か。
どうしても不安で家庭教師を検討している方は、下記の3点に気をつけましょう。
- 直前対策ができる家庭教師センター
- 直前期の家庭教師は週1回が目安
- 指導内容は過去問や苦手問題の解説のみ
この3点は絶対に抑えたいポイントです。
直前対策ができる家庭教師センター
直前期で家庭教師と契約する上で一番肝心なことは、志望校合格に見合う実力がある先生かどうか、ということ。
そのためには、学生ではなくプロの家庭教師を選択すべきで、直前でも効果的な指導を受けられる家庭教師センターを選択すべきです。
直前期対策なら、中学受験専門のプロ家庭教師のみ派遣してくれる「中学受験ドクター」がオススメだよ。
関連記事:中学受験家庭教師ドクターの口コミ・評判を知りたい!
直前期の家庭教師は週1回が目安
そのため、週1回90〜120分の授業が最適。
よりたくさんの授業をしてもらえば合格できるという話ではありません。
指導内容は過去問や苦手問題の解説のみ
家庭教師の先生には、苦手な問題や過去問の解説のみお願いしましょう。
契約する前にきちんと直前期対策の授業内容を聞いて、こちらの要望に応えてもらえるか確認するのがベスト。
「中学受験の直前期に家庭教師をつける意味はない【ただし例外あり】」まとめ
直前期にあれもこれも手を出すなと世間ではよく言われますが、基本的にそのとおりです。
ただ、例外的に、効率よく苦手分野をなくしていくための手段として、一時的に家庭教師をつけるのはアリ。
直前期対応を任せられる家庭教師センターは少ないので、とにかく上記のポイントをクリアできる業者を探しましょう。
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