

Z会の小学生コースの口コミが知りたい!中堅校の中学受験にも対応してるの?

息子が難関公立中高一貫校の中学受験を予定しているのだけど、Z会の小学生コースだけで足りる?
本記事では、このような疑問についてお答えしていきます。
- Z会の小学生コース・公立中高一貫校向け講座の教材だけで合格を目指せるのか
- Z会の小学生コース・公立中高一貫校向け講座の口コミ
- Z会の小学生コース・公立中高一貫校向け講座の料金を紹介
Z会の難関国私立中学受験向けの「中学受験コース」を取るほどではないけれど、それなりにレベルが高い中堅校を目指す場合、「小学生コース」の選択で良いかどうか悩む方が少なくありません。
また、Z会の通信教育は受験に強いと定評がありますが、公立中高一貫校となると「適性検査」と「作文」でどれだけ点数が取れるかが鍵なので、信頼できるか不安ですよね。
本記事では、先輩や知り合いからの口コミを元にZ会の「小学生コース」とオプションの専科「公立中高一貫校向け講座」を紹介。
Z会の教材が、中堅レベルの私立中学受験や難関公立中高一貫校の受験で通用するのかを調べてみました。
Z会の小学生コースとは
Z会は1931年に創設された歴史ある通信教育で、小学生コースは2004年から、公立中高一貫校向け講座は2012年から開講されています。
Z会の小学生向けコースには、「小学生コース」、「小学生タブレットコース」、「中学受験コース」の3つがあり、前者2つにプラスして「公立中高一貫校適性検査」と「公立中高一貫校作文」(小5〜小6)の2つ講座をオプションとして受講可能。
公立中高一貫校を狙う場合は、小学4年生までは通常のコースで実力をつけて、5年生から適性検査と作文の対策も行うというカリキュラムです。

国私立の難関中学校を目指すお子さんは、Z会中学受験コースが最適。教材の質が良く、レベルも高いよ。
関連記事:Z会中学受験コースで難関校を目指す!【口コミと体験談で解説】
Z会小学生コースの特徴
「小学生タブレットコース」は、中学受験をしない小学生向きで4教科+英語+総合学習のセット受講のため、割高になってしまいます。
「小学生コース」は教科書プラスαの力をつけられる教材で中学受験にも対応。
なので、ここでは「小学生コース」に絞って紹介していきます。
料金などの情報は小3〜小6までしか載せていませんが、小1〜小2対象の「小学生コース」もあります。(詳細は公式HPをご覧ください。)
Z会小学生コースの特徴 |
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0円 | |
公立中高一貫校の合格実績 |
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Z会の小学生コースは、教科書レベルにプラスして応用力をしっかり身につけることが可能なため、公立中高一貫校または中堅校の中学受験向きの教材です。
「ハイレベル」は「スタンダード」の内容に加えて発展問題まで追加されるため、中学受験のために受講される方は「ハイレベル」がぴったり。
難関校以外の国私立中学の合格実績は公表されていませんが、公立中高一貫校は上記のとおり、素晴らしい実績をあげています。

合格実績を見ると、さすがZ会としか言いようがないね。関東の公立中高一貫校だけで682名の合格者数がいるよ。
Z会小学生コースの対応エリア
Z会の小学生コースは毎月教材が郵送され、全国どこでも受講可能。
また、郵送費などの「海外加算金」が1か月あたり2,080円必要になりますが、海外からの受講も可能。
帰国しても授業に問題なくついていく力をつけたい方や帰国後に中学受験をお考えの方にぴったりです。
Z会小学生コースの教材の質
Z会の小学生コースは4教科受講した場合、小学生3〜4年生は1日約30分、5〜6年生は1日約40分の学習時間になります。
テキストは、重要ポイント・例題→確認問題→練習問題の順に解くことで着実に理解力を深める内容。
月1回の「てんさく問題」では、担当指導者からのアドバイスや解き方の指導が書かれており、知識の定着と苦手単元を知ることができます。
Z会小学生コースだけで合格できる?
私の大学時代の先輩のお子さんが、Z会一本で都内でトップレベルの公立中高一貫校を受験し見事合格されたので、話を聞いてみました。
②小3からZ会の小学生コースで受験勉強を始め、小5から「適性検査」と「作文」の講座も受講。
③子供が自力でもわかりやすいテキストと解説本(図やイラストが豊富)なので、一人で勉強する時間が多かった。
④親が見ても難しい問題はWebで質問でき、4営業日以内に回答をもらえる点も良かった。
⑤塾に通わないことで、コストを大幅に削減できた。
Z会を始めた頃、小学校では平均ちょっと上くらいの成績でしたが、Z会を始めたことにより半年後くらいからは、学校の授業でつまづくことはほぼなかったそうです。
enaなど公立中高一貫校に強い塾に行かせようか悩みましたが、Z会一本で合格した方が多いと聞いて、自宅学習を継続。
結果、集中力もついて、発展レベルの難しめの問題もじっくり取り組んでできるようになり、無事にZ会一本で合格を勝ち取りました。

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Z会小学生コースの口コミ
ここで、職場の先輩、元教え子、ママ友、ママ友の友人、SNSのフォロワーさんといったネットワークを駆使して、直接聞いた口コミをまとめてみました。
良い点だけでなく、悪い点もあればその両方を紹介します。

四谷大塚偏差値53の私立中学校を第一希望に決め、小4から家庭教師の授業を受けていました。少し学習量が少ないことから、小5の春にZ会小学生コース(ハイレベル)を4教科契約。テキストはわかりやすく、子供が一人である程度進めることができる内容です。親のサポートも必要ですが、自分でスケジュールを考えて勉強を計画的に取り組めるようになったのはとても良かったです。中堅レベルの中学受験に適応しており、思考力と論理力がかなりついたと思います。

都立中高一貫校の合格を目指し、enaに通い始めましたが、小5の夏から夏季講習や冬季講習のみ塾を利用し、他はZ会一本に絞りました。塾をやめて最初はかなり不安がありましたが、金銭的な問題があったのとZ会の定評を信じて受験勉強を続けました。専科の作文や適性検査の講座はかなり作り込まれた良問で良かったのですが、答え合わせがかなり難しいので、受験直前まで丸付けは親と一緒にやりました。(他の4教科はほとんど自力で勉強)塾に行かない分、親もそれなりに勉強時間を取られますが、娘の実力を確認できた点は良かった。合格できたときは、本当に涙が出るほど嬉しかったです。

公立中高一貫校を受験する予定で、地元には進学塾がほとんどなかったので、Z会の小学生コース(ハイレベル)とスタディサプリを取ることに。Z会のテキストをしっかり理解して知識をインプットできれば、かなりレベルの高い学校でも受かりそう。最初は計画通り勉強を進めることにかなり苦労し、親もストレスだったけれど、理解が進むにつれて一人でも黙々と勉強を進めていたのには感動。添削問題の返送が1〜2週間と遅めなのですが、少し忘れた頃に復習できるので逆に良かったのかも。あまり勉強ができるとは言えなかった娘が、地元ではそこそこ有名な中学校に合格できたのはZ会のおかげ。
関連記事:スタディサプリが中学受験に使える理由【口コミあり】
口コミを聞くと、「テキストのレベルは高いけれど、わかりやすい」「Z会のみでも中堅・公立中高一貫校に合格できる教材」「親のサポートがそれなりに必要」という意見が多かったです。
Z会のデメリットは、塾よりも親が介入しないといけない時間が多いということ。
ただ、塾よりも圧倒的に安く、ある程度親がサポートできる時間があるならコスパ良く&効率良く勉強できるのが最大のメリットです。

私がZ会で勉強していた時、添削問題を出せばポイントが貯まって景品に交換できるのが、ささやかな楽しみだったよ。
Z会小学生コースの料金
Z会小学生コースの料金はこちら。
Z会小学生コースの学習の流れ |
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テスト |
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料金(12ヶ月一括払いの場合) |
※専科の「作文」(小5)または「公立中高一貫校作文」(小6)と「公立中高一貫校適性検査」講座を指します。4教科のうち1科目以上受講すれば、専科の受講が可能。 |
ハイレベル講座を受講する場合は、1教科月200円ほど加算されます。
関連記事:【比較】Z会小学生コースはハイレベル一択!スタンダードとの違いは?
どの学年も年4回ほどプログラミング教材が配信されるのも嬉しい特典。
通信教育にしては高めになりますが、塾と同レベルの内容を自宅学習できることを考えたらコスパが良いと言えますね。

1ヶ月だけお試しで、1科目から受講はできる?

1ヶ月から受講可能だよ。塾と併用で苦手科目だけ受講することができるのもメリットの1つだね。
Z会小学生コースのメリット・デメリットまとめ
Z会小学生コースのメリット・デメリットについて、最後にまとめておきます。
- Z会一本でも中堅レベル・公立中高一貫校の中学受験に対応
- 1教科から受講できるので、塾との併用にも向いている
- 月1度の添削問題で自分の実力を把握できる
- 料金はやや高め
- 学習管理や丸付けなど親のサポートがある程度必要
- 難しめの問題もあるので、自分で勉強するのが苦手なお子さんにはハードルが高い
Z会小学生コースは、お子さんが中堅〜難易度高めの国私立中学校または公立中高一貫校を目指している方に向いています。
難関国私立受験を目指している方は、小学3年生から受講できる「Z会 中学受験コース」が最適。
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