

RISU算数って良いって聞いたけど、中学受験に使えるの?

RISU算数って料金がわかりにくいって本当?
本記事では、このような疑問についてお答えしていきます。
小3の姪にRISU算数(リス算数)を実際に使ってもらった感想と、口コミや料金などの情報を集めてみました。
- RISU算数は中学受験に対応できる?
- 小3女子がRISU算数の教材を体験してみた
- RISU算数の口コミ
- RISU算数の料金を紹介
RISU算数は小学校の授業の予習や復習だけでなく、中学受験勉強に役立つのか?体験談や口コミをもとに解説していきます。
RISU算数とは
RISU算数は、RISU Japan株式会社が2014年の設立から始めた通信教育で、タブレットを使って算数の予習・復習ができるサービスです。
2020年のコロナ自粛の影響で、自宅でRISU算数を使い始めた家庭が増え、一時は専用機のタブレット配布が追いつかないほど人気急上昇中の通信教育。
小学生の算数に特化したタブレット学習は他になく、中学受験勉強で算数を伸ばしたいお子さんにもぴったりの教材です。
RISU算数の特徴
RISU算数の特徴 |
|
---|---|
基本料 33,000円 (税込・1ヶ月あたり2,750円) | |
利用料 0〜9,350円(税込・月の平均クリアステージ数による) | |
実績・アンケート結果 |
※会員アンケート結果、※※契約データ自社調べ |
RISU算数は、算数の問題をとにかく楽しく繰り返し正解するまで解くことで、出来ない単元をなくしさらに先取り学習ができる教材です。
最初に実力テストを受けて現在の学力地点から学習をスタートさせるのが大きな特徴(無学年生方式を採用)。
学力テストで正解した単元の問題集はその後復習として利用しても利用料はかからず、出来なかった単元については問題を解くスピードによって利用料がかかります。

利用料がわかりにくい・・・。目安はどのくらい?

学校の1.3〜1,5倍速のスピードが利用者の平均速度で、その場合の利用料は月3,300円かかるよ。
一般的なタブレット教材と違って、タブレット内で出題する問題を 個別にカスタマイズしてくれるので、忘れてしまいそうなタイミングで間違いが多かった問題の復習ができるのもRISU算数ならではの機能。
RISU算数の対応エリア
インターネット接続環境が整っていれば、全国どこでも学習が可能です。
夏休みに旅行に行く際も手軽にタブレットを持っていって、短時間での勉強もOK。
タブレットの送付先が海外の場合は、国や地域ごとの送料及び関税等がかかりますが、海外在住でも契約できます。
RISU算数は中学受験の勉強に役に立つ?
RISU算数は、小6の範囲を終えると「中学受験基礎クラス」があります。
小6までの学習を先取りしてしっかり基礎力をつけた後、応用のテクニックや思考力を引き続き楽しみながら解くことが可能。
受験基礎の範囲内で様々な中高一貫校の入試問題やオリジナルアレンジ問題が出題されます。

「中学受験基礎クラス」からの学習スタートは不可。あと、受験基礎コースは利用料に加えて月額1,980円(税込)がかかってしまうのがデメリットだね。その分、チューターからの解説や個別フォローがさらに手厚くなるよ。
RISU算数を小3女子に体験してもらった結果
小3の姪(サピックス通塾中・家庭教師は週1回)に、RISU算数を体験してもらいました。
姪は基礎力や集中力はついてきたものの、まだサピックスでは下位クラスで、勉強へのやる気もまちまち。
特に算数は計算が苦手でケアレスミスも多い状態からのスタートでした。
RISU算数の初回の実力テスト
タブレットが届いて嬉しそうに「早く開けて」と急かす姪。
まずは早速実力テストを解いてもらいました。
腕や手首が画面に当たると、意図せず回答を選択したことになってミスになってしまうので、その点を注意しながら進めます。
RISU算数の実力テストを踏まえて、学習スタート
実力テストを解いて苦手な問題が明白になり、小2後半の範囲から学習スタート。
図や文字が大きめで、なんとなくゲーム感覚で解けるのか、とても集中して問題を解いていました。
初日は1時間30分、たっぷり学習し終了。

RISU算数のタブレットはブルーライトカットがされており、目に優しくなっているのが嬉しいね。
RISU算数を始めて1ヶ月後・・・
毎日10分は問題を解くようにしてもらって、RISU算数を始めて1ヶ月経ちました。
ステージは2ステージ弱(利用料3,300円)進み、毎日楽しく学習できているそう。
わからない問題が出てきて母親に教えてもらうこともたまにあるそうですが、おおむね自力で学べています。
RISU算数の学習効果
まだ1ヶ月だと大きな効果は出ていませんが、「学校での計算スピードが少し早くなったかも」と姪は言っていました。
また、東京大学や早稲田大学などの学生チューターから、データに基づいてメールと解説動画で個別フォローしてもらっています。
算数がどちらかと言うと苦手だった姪が、自分から進んでタブレットを取り出しているところを見ると、まずは成功かなと感じます。

通常は即申し込みだけど、人数限定で1週間お試し体験ができるキャンペーンをしているときがあるよ。
RISU算数の活用方法
RISU算数の効果的な活用方法は主に3つ。
RISU算数が他の通信教育と違うところは、学習のデータ分析がされ、お子さんに最適な問題にカスタマイズされる点。
重要な基礎問題をじっくりコツコツ積み上げ、確実に点数を取れるようになる仕組みになっています。
中学受験をする場合は、先取り学習を早めて中学受験コースに取り組めば、受験に必要な応用力が身につきます。
RISU算数の口コミ
ここで、職場の先輩、元教え子、ママ友、ママ友の友人、SNSのフォロワーさんといったネットワークを駆使して、直接聞いた口コミをまとめてみました。
良い点だけでなく、悪い点もあればその両方を紹介します。

中学受験は検討中なので、とりあえず公文に通い先取り学習をしていましたが、知り合いから良い評判を聞いてRISU算数を小3から始めてみました。公文より息子の食いつきが良く、最初の頃はかなり夢中になってステージを進めていました。あまり進度が早いと利用料が高くなってしまうので、1日の使用時間を20分までと決めて利用しています。本当は好きなだけ予習をやらせてあげたいのですが、利用料が高額になってしまうのがデメリットですね。公文よりも自分で考えて解く問題が多く、小学校のテストもほとんどケアレスミスがない状態になってきました。

中学受験は検討中なので、とりあえず公文に通い先取り学習をしていましたが、知り合いから良い評判を聞いてRISU算数を小3から始めてみました。公文より息子の食いつきが良く、最初の頃はかなり夢中になってステージを進めていました。あまり進度が早いと利用料が高くなってしまうので、1日の使用時間を20分までと決めて利用しています。本当は好きなだけ予習をやらせてあげたいのですが、利用料が高額になってしまうのがデメリットですね。公文よりも自分で考えて解く問題が多く、小学校のテストもほとんどケアレスミスがない状態になってきました。

RISU算数をやる前にタブレットに入っているアプリで勉強させていたこともありますが、気付いたらゲームをしていることもありました。RISU算数はその点、専用のタブレットなのでゲームや他のアプリをやる心配もなくて安心です。勉強が不得意な息子ですが、RISU算数を始めて少しずつ算数への苦手意識がなくなってきたようで、頭を悩ませながらも毎日頑張って解いています。問題を解くとポイントがもらえて商品に交換できるのもメリットの一つです。
デメリットは、「進度が早いと利用料が高くなる」、「算数以外の教科がない」、細かいところでは「ペンの線が細くて感度が低い」という点。
RISU算数の評判を周りで使っている方に聞いてみたところ、総合的にはなかなか評判が良かったです。
塾のようにどんどん授業が進むのではなく、わかるようになるまで先へ進まないことで基礎力を固めることができるので、毎日少しずつ学習すれば、必ず力は身に付くようになっています。
RISU算数の料金
RISU算数の料金は以下のとおりです。
基本料は1年分一括払いで途中解約しても返金なしなので、実質一年契約ですね。
- 月額基本料:月2,750円(税込・契約時に12ヶ月分の33,000円を一括払い)
- 月額利用料金:月0〜9,350円(税込・月の平均クリアステージ数によって算出される)
- 受験基礎コース:月1,980円(税込・小6まで全てのステージをクリア後に加算される)
- 最初の1年は負担金なしでタブレット保証に加入可能で、壊れても6,600円(税込・送料込)で交換可能
利用料金がとても分かりにくいのですが、税込価格で下記にまとめてみました。
低学年と高学年の合計は94ステージ。最初に行う実力テストで正解した内容のステージはクリアしたとみなされ、料金がかからず問題を解くことができるのでテストでの操作ミスは絶対避けたいところ。
- 1.0未満:0円
- 1.0以上~1.3未満:1,100円
- 1.3以上~1.5未満:1,650円
- 1.5以上~2.0未満:3,300円
- 2.0以上~2.5未満:5,500円
- 2.5以上~3.0未満:7,700円
- 3.0以上:9,350円
※全て税込価格。契約開始月は上限が6,600円
利用者平均は、1.5以上~2.0ステージ未満の月3,300円とのこと。
やっかいなのが、毎月ごとのクリアステージ数でその月の料金が決まるのではなく、「RISU算数契約開始からクリアーした累計ステージ数÷利用月数」で料金が決まる点です。

例えば、1ヶ月目が1.8ステージクリアで、2ヶ月目が2.1ステージクリアだったら、(1.8+2.1)÷2=1.95だから、2ヶ月目の料金も3,300円となるよ。
こうしてみると高く感じますが、計算問題をひたすら解くだけの公文が7,700円なので、月2.5ステージ未満なら公文より安く済みます。
教材内容は、公文より考えて解く問題が多く個別カスタマイズされている点を考えると、そこまで高くないのかもと思います。
算数は中学受験でも要の教科ですから、算数特化型のRISU算数を使うのはアリですね。
「RISU算数を体験!口コミと注意点を徹底調査」まとめ
- 個別にカスタマイズされた問題で効率的に勉強ができる
- チューターが成績の分析をして個別にアドバイスをくれる
- 算数が苦手な子も比較的ゲーム感覚で楽しんで問題を解ける
- 勉強の進度によって料金が変わる
- 専用機のタブレットは算数以外に使えない
- 基本料が1年分一括払い(途中でやめても返金なし)
料金が安いとは言えないのが難点ですが、家庭教師や進学塾でコマ数を増やすことを考えたら1か月4,000円〜1万円ほどで子供に合った問題をカスタマイズしてくれるので、コスパは高めです。
算数の成績を特別伸ばしたい、でも月何万円もお金はかけられない、というお子さんにはぴったりの通信教育になります。
インプット重視の有名講師による授業動画がメインの通信教育は、月2,000円かからないスタディサプリがオススメ。
偏差値55未満の中学受験生向け通信教育ランキングは下記の記事にまとめています。
中学受験でおすすめの通信教育のランキングです。小学生向けの通信教育はたくさんありますが、その中でも中学受験向けの講座をピックアップし、内容や教材の質、コスパで比べてみました。
\中学受験情報収集はブログ村/